米沢織ができるまで

ネットワークが創る米沢織

 

○米沢織物ができるまで
 米沢織物産地の特徴は「多品種少量生産」体制がとられていることです。糸の製造から染色、織りあがって仕上げが施され、美しい呉服地・服地が出来上がるまでには多くの工程があります。さらに、ニットや縫製などを含め、関連業種が連携を保ち、産地内での生産体制がとられています。どれ一つ欠けても優れた米沢織物はできません。各工程では、それぞれの役割に最高の技術と情熱をかけて取り組んでいます。ここでは、主な作業を紹介します。

○企画
 米沢織の洋装部門では、日々目まぐるしく変わるファッションの流行について検討し、新しいセンスで製品を生み出しています。

 左:企画会議

 

 

 

 

 

 

 

 柄の制作は絵柄や模様をデザインした組織図をコンピュータに入力して、織物の設計図を作ります。

左:紋意匠

 

 

 

 

 

 

 

○準備
 織物は繊維の種類や撚りの方法によって、独特の風合いが生まれます。染色も重要な作業です。現在は化学染料が主流になりましたが、伝統的な自然の染料でも染色が行われています。

 左:染色

 

 

 

 

 

 

 多種多様な糸は、職人の技術と経験によって染められ、人の目で見極められます。桜色・小豆色・萌黄色・茜色・浅葱色…なんとなく色のイメージが湧いてくるようですね。

左:染料の一種-紅花

 

 

 

 

 

 


 糸繰り機で、カセから枠に糸を巻き取ります。

左:糸繰返し

 

 

 

 

 

 

 


 経糸を必要な長さと本数に揃え、織機にセットできるようにします。

左:整経

 

 

 

 

 

 

 

 

○製織
 織機には、手織り機や機械の動力で織る力織機があり、手織り、ジャカード織、ドビー織などの織り方が行われています。最近では、コンピュータ制御で高速に織られています。

左:ジャカード織

 

 

 

 

 

 

 


○整理
 布の幅をそろえ、しわをのし、光沢を与えるなど、丁寧に仕上げが行われます。品質など細かなチェックをします。

左:和装

 

 

 

 

 

 

 

 後染の場合は前加工を施し、染色し、仕上げをします。全国からも織物が集まり、加工されています。

左:洋装

 

 

 

 

 

 

 

○縫製
 織上がった反物や、洋服を仕立てます。

左:縫製